どのような要素がトレンドを変えるのかを知ると、いつ売買すると適切なのかが分かります。
以下ではFXをするなら知っておきたい4つの変動をご紹介しましょう。
-
Table of Contents
経済における変動(景気)
国の経済がよくなると、通貨が買われて価値が上がることが多いです。特に経済指標の発表や主要企業の倒産が分かりやすい要因になります。
またグローバリゼーションによって、違う国同士での連携業務や貿易も増えました。これにより、ひとつの国の経済がほかの国に影響することも増えています。fx ボラティリティ
-
物価変動
日本の物価が上がると、円安は進みます。するとドルの値は変わっていなくても、円ドルで取引するときの金額が変動する、というわけです。
景気がほかの国に影響し、FXボラティリティを高くするのと同様に、物価も同じようにほかの国へ影響します。もし日本の円安が進んだ場合、日本の商品を輸入している外国の企業はさらなる儲けが出ます。
結果、日本の商品を輸入している外国の企業、つまり国は景気がよくなり、通貨の価値が上がりやすいです。
また通貨安・高になったことで、通貨そのものに魅力を感じる、または信頼を失い、売買する人たちもいます。
-
有名人の発言
大統領や人気の国民的アイドルが、公で発した言葉によって、信頼を寄せて買う人、または考え直して売る人が出ます。
大統領や中央銀行、財務官の発言は、今後の国の方針が見えてくるため、それを元に売買する人が多いです。
国民的アイドルやインフルエンサーは、FXで影響されることはあまりないかもしれません。
ただし、例えば国民的スターであり、韓国ボーイズグループのBTSが2021年9月20日にUNへ出席すると、10月25日頃までの1ヶ月ほど韓国ウォンは値上がりしました。
-
地政学的要因
コロナや地震といった、人間の力ではどうにもできない要因で価格は下がります。
地震を例に取ると、地震は周辺地域で被害が出ます。すると政府は、改善するべく出資する必要があるでしょう。
また周辺地域にあった事業やビジネスは、継続するのが難しい状況です。売り上げも減るため、立て直せなければ倒産します。
つまり地震の規模によっては国全体を脅かす可能性があるわけです。そんな要素をくみ取って、通貨を売る人もなかにはいます。