ひょっとしたらその原因は感受性の強さかもしれません。
今回は感受性が強い人の特徴と、原因、活かし方など、あらゆる方面から徹底的に解説します。
- そもそも感受性とは?
- 感受性が強い人の10の特徴
- 感受性が強いと起こる5つのこと
- 感受性が強いことのメリット
- 感受性が強い人が向いている仕事とは?
- HSPが気を付けたい人間関係
- HSPの人におすすめの本
- 感受性の強さは生かせばメリット
Table of Contents
そもそも感受性とは?
アメリカのエレイン・アーロン博士の研究者によると、5人に1人がHSPだと言われています。
環境選びにも苦労する事がほとんどで、一人で漠然とした悩みを抱えている人も少なくありません…。
今回は、そんな感受性の強さで悩んでいる方のために解説していきたいと思います。
感受性が強い人の10の特徴
多く当てはまればそれだけHSPの可能性が高いですが、曖昧な答えの場合はノーカウントにしてくださいね。
HSPの特徴①光や物音に敏感
太陽の光で反射する白線や、照明が強いお店、人の咀嚼(そしゃく)音、テレビ音などが辛く感じる事がある。
HSPの特徴②小さなことでも傷付きやすい
相手の反応の違和感や多少のこじれなど、小さな事でも悩んでしまう。
HSPの特徴③人の機嫌の変化に左右される
人の態度の変化を敏感にキャッチし、激しく動揺してしまう。
HSPの特徴④たまに暗い部屋に閉じこもりたくなる
忙しい日々が続いたりストレスが溜まると、音や光のない部屋に閉じこもりたくなる。
HSPの特徴⑤芸術や音楽に心が動かされる
絵や音楽を鑑賞して涙を流したり、深く考え込んだりする。
HSPの特徴⑥空想に耽(ふけ)りやすい
空想の世界に入りやすく、想像だけで楽しむことができる。
HSPの特徴⑦短時間で沢山のことをこなすのが苦手
多少男女の差はあるが、基本的にマルチタスクが苦手。
HSPの特徴⑧人が不快な思いをしていると直ぐ原因に気付く
人の態度の違いのバリエーションをよく知っている為、相手が何を感じているのか理解しやすい。
HSPの特徴⑨ミスをしないよう常に気を配っている
周囲の人の小さな態度の変化にも気付いてしまう為、完璧な自分であろうと無理をし過ぎてしまう。
HSPの特徴⑩暴力的な表現の作品や映画で辛くなる
想像力、共感力が強い為、暴力的なシーンを観ると涙が流れたり、しばらく引きずってしまう。
感受性が強いと起こる5つのこと
この5つは感受性の強さが原因で起こっている可能性があります。
1.ストレスを異常に抱えやすい
2.他人に振り回されやすい
3.仕事をコロコロ変えやすい
4.週5日働くことが異常に辛い
5.完璧を求めやすい
このギャップが様々な弊害を生んでいるのです。
“あなたに合った環境”を見つけ出すことです。
感受性が強いことのメリット
HSPの方は強力なメリットが4つあります。
1.人、動物、植物の気持ちや状態を理解できる
2.想像力や発想力がとても優れている
3.人を見極める能力がある
4.状況を先読みして危機回避ができる
あなたが持つ能力は上手く組み込むことが出来れば、現代社会でも大きな力を発揮します。
この事を知らないHSPの方が多いので、非常に勿体ないです…。
感受性が強い人が向いている仕事とは?
なので選ぶべきポイントをタイプ別でご紹介します。
HSPが選ぶべき環境①人ととことん関わらない仕事
人との関わりが無くなるので悩みは起きなくなりますが、働くうちに孤独感を感じ始めることもあります。
HSPが選ぶべき環境②一人で集中できる仕事
パソコン業務でも職場によってはグループでの連携を必須とする場合がありますが、なるべく細かく役割分担されている職場がいいと思います。
ちなみに私の一番のオススメは、HSPの能力が発揮されやすい独立(フリー)の道です。
HSPが選ぶべき環境③感受性の強さを活かした仕事
他の人にはない感情面でのスキルが幼少期から長けているので、想像力や、共感力、表現力が高いです。
一歩踏み出すのにとても勇気がいると思いますが、あなたが興味あること、子供の頃から好きだったことを振り返ってみてください。
HSPが選ばない方がいいNGな職業
会社によって同じ職種でも与えられる仕事量や、人との関わり方も変わります。
『HSPは絶対にブラック要素のある職場で働かないこと!』です。
他の人に耐えられたとしても、HSPには大きな苦痛とデメリットしかないのです。
選ぶべきじゃない職業
一般的にHSPに合わないと言われている職業だけ5種類ピックアップします。
1.事務【マルチタスクを求められる職業】
2.飲食【マルチタスクを求められる職業】
3.コールセンター【スピード感を求められる職業】
4.ゲームセンター【騒音が鳴り続ける職業】
5.清掃系【悪臭が気になる職業】
あとは環境にもよるので試してみない事には分かりませんね。
HSPが気を付けたい人間関係
次に、HSPが気を付けたい人間関係のお話をしたいと思います。
理解者の存在
しかし、そんな人を見つけ出すには外交的な性格である上、人に対して心がオープンでないと巡り合えません。
『新しい人と知り合うのは緊張する…』
『一人で社交場に出かける勇気なんてない…』
『今ある人間関係だけで十分…』
“今ある人間関係だけをしっかり深めてみて”
一人だけでもあなたをしっかり理解してくれる人がいれば、居心地の良さは格段と変わります。
職場での関係
これは“働く事”に対してあなたがどんな思いで向き合っているのかで答えが変わります。
『お金の為』を理由に働いているのか。
『仕事の為』を理由に働いているのか。
『人の為』を理由に働いているのか。
大切にすべき順序を見極め、広い視野を小さな的になるべく絞りましょう。
恋人との関係
と言うのも、恋愛は抱く感情のバリエーションがどんな関係よりも多く、一筋縄では行かないからです。
“よき理解者”
『その事に気づいてくれるパートナー』が、あなたの人生をより明るいものにしてくれます。
恋人が既にいる方は少しずつでも弱みを見せ、関係を深めるキッカケを作ってみましょう。
HSPの人におすすめの本
HSPをもう少し深く学びたいと言う方はこちらの本がおすすめです。
感受性の強さは生かせばメリット
感受性が強い人のデメリットはその生きづらさにありますが、メリットは可能性を広げる能力の大きさにあります。
今は理解を深める事によって、自分の居場所を居心地のいいものへと変えていっています。
でも、あなたの行動次第でいくらでも可能性を広げられるんだってことは、どうか忘れないでください。
あなたの今後が少しでも明るい未来になる事を、心から願っています。